2009年11月06日

◆育て版 一刻千金

夕方、外で遊ぶ子どもたちが、あわてて私を呼びにきた。
「おかあさん きてきて! つきが まんまるで すっごくきれいだよ。」
連れられて出てみると、家の窓と同じぐらいの大きな月が昇ってきていた。

もう少し良く見えるところに連れて行こうか、
夕飯の準備も途中だし、ここで済まそうか、見ながら迷っていた。
それでも子どもたちはうれしそうに月に話しかけたりしているので、
ちょっと離れた空き地まで行くことにした。
「早くしないと上にあがっちゃう。」なんて言いながら、走った。

広い空に浮かんだ月は、一層きれいだった。

家に帰ると、二女と長男が部屋にこもった。
しばらくして見せてくれたものは、
それはそれは大きくて、優しい顔をした月の絵だった。

あの時、めんどくさがって家の前だけで月を見ていたら、
こんなに優しい月は生まれなかっただろう。

たった数分の出来事で、大人にとっては何でもないことでも
子どもにとっては、ものすごい宝になることがある、と、
改めて実感した。


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2009年11月05日

◆子育て版 己の頭の蠅を追え

お姉ちゃんが爆発した。
お母さんは自分の意見を押し付けすぎる、と。
「家族だっていってもみんな意見がちがうんだよ。」
「お母さんは自分のことばっかり考えてる。」
「何か言う時 いつも考えて劇みたいにきれいな言葉で言おうとする。
だから本当か うそか 分からなくなる。」

痛い言葉を投げかけられた。
多分今までもこういうことは訴えていたんだと思う。
お母さんの言うことを聞いておけばいいのよ、
とばかりに聞く耳を持っていなかった。
かなり我慢していたようだ。

娘は、いつまでも子どもだと思っていたけど、
ほんとうに色んなことを考えていた。
胸に突き刺さった。

『意見が違うのが当たり前。』
このことは、いつも私は 子どもたちに話していたことだ。
自分が一番理解していない。

毎日こうやって文章を書いているが、
全く実生活に生かされていない。
ここでも きれいな文章にこだわって、実際の子どもたちを見ていない。
書いている場合ではない。



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2009年11月04日

◆子育て版 運を天にまかせる

スーパーの福引きの抽選券を何枚かもらった。
一等賞品は、電子レンジ。
子どもたちに分けて引いてもらうことにした。

くじに対する意気込みが、それぞれ違うのが面白かった。
長女は、「私は あんまりくじ運ないから。」と、控えめ。
二女は、「ええーっ!でんしレンジかぁ。いらないけどな。ま、お母さんにあげるね。」と、最初から一等を狙う。
長男は、とにかくハズレのお菓子狙い。

いざ、番が来た。。
私は離れたところで結果を待つ。
どんな顔して戻ってくるか。

長女は30円の商品券が当たった。
二女と長男はポケットティッシュだった。
運を天に任せていたお姉ちゃんが、3人の中で一番良かった。

当てる気満々だった妹たちの落胆ぶりは、言うまでもない。

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2009年11月03日

◆子育て版 口動けば手が止む

幼稚園から帰ってきた長男、
先に帰っていたお姉ちゃんたちに ちょっかいを掛けて
なかなか着替えが終わらない。
あまりにおしゃべりが過ぎるので、
「口を動かしてないで、手を動かしなさい。」
と、注意した。

「はい。」

意外な返事。
さすが、もうすぐ学校に行く自覚が出てきたようだ。
私がいちいち注意することでもなかった。
この子をもうちょっと信用しないといけなかったんだ。
そんなことを考えながら、夕飯の支度にとりかかった。
全く、なんだかんだ言っても、もう6才だもんな。

二女が楽しそうに笑っている。
姉弟仲良くていいもんだ。
今日は大きな声を張り上げなくてもよさそうだ。

ちょっと違うぞ。
様子がおかしい。

よくよく見たら、手をぶらぶらさせ 体をくねらせて躍る(?)長男。
しかも、パンツ一丁で。

「おかあさ〜ん! これでい〜い?」

「……。」
確かに口を閉じて手を動かしていた。

まだまだだ。

タグ:姉弟 躍る
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2009年11月02日

◆子育て版 沽券に関わる

幼稚園や学校での子どもの行事は、
日ごろの成果を発表するいい機会で、
本人たちも、最高の晴れ舞台になるよう頑張っていることだろう。

お子さんの運動会で、一生懸命に走る我が子に感動した、というお父さんのブログを読んだ。
準備体操で固まってしまった娘さん。
かけっこで惜しくも3位だった息子さん。
どんな場面でも温かいまなざしで応援する様子がうかがえて、素敵だった。

私の場合、全く逆で、子どもが幼稚園に入って初めての運動会では、
とてもとても そんな風には応援できなかった。
余計なことばかり気になっていたのだ。

靴下が片っぽ下がっている、みんな右手を上げてるのに何で左なの、
帽子が曲がってるわ、もっと気合い入れて走らなきゃ……。

本人の頑張りを認めることより、
自分の子が 優等生っぽく見えているかということばかり考えていた。
そうでなきゃ、自分の母親としての沽券に関わるとでも言わんばかりに。

まったくダメ母だった。

幸い、今は素直に子どもの頑張りを喜べるようになった。
今年の運動会では、ズボンからシャツを出していた息子に、
「いっそのこと全部出しちゃえ。」

格好より本人の成長した姿が大事なんだから。


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2009年11月01日

◆子育て版 飴をなめさせる

うちで、カードゲーム(UNO)が流行っている。
毎日 寝る前のひと時、みんな自然に集まってくる。

その際、私はわざと負けるようなことは しない。
いつも本気だ。
少しは加減してあげれば、
子どもたちも気持ち良く床に入ることができるのだけれど、
容赦ない。

勝ち負けがとてもシビアなので、子どもたちも本気でかかってくる。
負けた子が、拗ねてしまうことなんてしょっちゅう。
八つ当たりが母のところに来るから厄介だけど、
だからといって飴をなめさせるようなことはしない。

そうしているうちに、
負けてしまって もう絶対にやらない と言っていた子が、
次の日にリベンジしてきたり、
負けても怒らない、と自分で宣言して参加したり。
それぞれ負けた悔しさをうまく整理して、
もう一度チャレンジしようとしている。

たかがゲーム、されど大いに人生を学ぶ、いい機会になっている。
タグ:UNO
posted by クロ at 01:06| Comment(12) | TrackBack(0) | 親の思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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