掃除中に 子どもがいると かえってはかどらなかったものだが、
今年はこちらが あれこれ指示しなくても 掃除が進んだ。
子どもたちの成長がうかがえて うれしかった。
ちょっと疲れてきた頃、
ご褒美にチョコレートをひとつずつ 口に入れてあげた。
…とここまでは、とても優しいお母さんのほほえましい話となるのだが、
実は 配る前に自分だけ3つ食べいてたのだった。
ふふっ、知らぬが仏。
たったひとつでも みんなが笑顔になった。
家もすっきりした。
流れる空気も新鮮に感じる。
今年ももう終わり。
来年はどんな年になるのか。
私は チョコレートを内緒で食べた罰として、
神さまから 同じように 意地悪されるかもしれない。
それならそれで、知らぬが仏でいたい。
自分の将来は、知らないで楽しみにしていた方がいい。
新しい年を目の前に、わくわくしている。