2010年08月07日

★楽しみ尽きて悲しみ来(きた)る

実家では母が元気でいてくれている。
たまに帰れば子どもたちを母に任せて
のんびり過ごすことができる。
有難い。

まだまだ子どもが小さかった頃、
気持ちに余裕がなかった私は
実家に帰れば 何もかも忘れてリラックスできた。
母が孫と戯れるのを見ているのは、
なんとも楽しく幸せ時間だった。
そして 帰る時になると
まだまだ甘えたかった私は 悲しくなった。
母の前では泣くまいと 涙をこらえるのに必死だった。
いつまでも見送ってくれる母の姿をバックミラーで見ながら
よく泣きながら帰ったものだ。

今は・・・と言えば、
実家より自分の家のが居心地がよくなった。
これはもう、私があの家から巣立つことができた証拠なのか。
別れ際に涙は出なくなったが、
いつまでも元気でいてねと
バックミラーの中の母に話して帰る。
我ながら、大人になったものだ。
posted by クロ at 06:17| Comment(6) | TrackBack(0) | 親の思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月06日

★鳴く猫は鼠を捕らぬ

10才くらいの男の子に、こんこんと説教をしているお母さんがいた。
図書館なので、声がよく通っていた。
気にするでもなく聞いていたが、
そのうち何にあの子は怒られているのか ものすごく気になってしまった。
本を見るふりして聞き耳を立てた。

「いやわかってない、あなたはなんにも分かってない。
 何回も同じこと言ってるじゃない。
 じゃあ 何が分かってのか言ってみなさいよ。」

そんな話の繰り返しで、
結局 何の話なのかは全然つかめなかった。
男の子も、ポカンとしている。
ああギャンギャン言っていては
子どもの気持ちは捕らえられないだろうに。

そう思いながら聞いているうちに、
私も子どもたちに同じことをやっていることに気づく。
気をつけよう。
posted by クロ at 05:49| Comment(4) | TrackBack(0) | 子の気持ち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月05日

★秘かに諫(いさ)めて公にほめよ

つい逆をやってしまいがちなコトワザ。

私自身、小学校の時クラスみんなの前で誉められたことで、
今でも忘れられないものがある。
朝、職員室の中にいた先生に会釈をした
というだけのことだったのだが、
その先生は、声が届かないところでも
態度で気持ちが伝わるものだと
たいそう誉めてくださった。

たったそれだけのこと。
それを何十年経った今でも覚えているのだ。
逆にみんなの前でヒステリックに怒られたという
嫌な思い出も、ある。

どっちが子どもにとっていいのか、
自分を振り返ればわかる。
気をつけよう。
posted by クロ at 05:43| Comment(4) | TrackBack(0) | 親の思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月04日

★猫に鰹節

子どもに好きな食べ物を与えれば どれだけでも食べる。
たまに行く祖母宅では どんどん美味しいものが出てくるから
口が止まっている暇がない。
猫に鰹節た。
黙っていたら、止まらない。
年に何回もないことだから、あまり口に出さないでいるけれども。

私はこういう時の子どもの表情が好きではない。
欲望にまかせた顔つきというのか。
なんにも考えていないあの目つきが嫌なのだ。

きっと、家でも放っておいたらこうなるだろう。
時間と量を決めて食べる習慣は
周りの大人がつけてやるしかない。
我慢させるのは見ていても辛いが、
日々成長する子にとっては必要だと思う。

しかし問題がひとつ。
大人も我慢しないといけないことだ。
好きな時に食べたいものが食べられない。
隠れて食べるしかない。
それでも見つかってしまう時には、
夜中にたべることになる。
それはそれは幸せなひと時だが、
余分なお肉となってちゃんと帰ってくるのである。
posted by クロ at 15:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 親の思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月03日

★陸(おか)に上がった河童

子ども三人が、泊りがけのイベントに出かけた。
昨日までは、花火だ海だと、賑やかにそして忙しく過ごしていたのだが
いまは 家中しんとしている。

自由になれる二日間。
この日をどんなに待ち焦がれていたことか。
私にとっての夏休みだとか
日ごろ頑張っているご褒美だとか
色々都合のいい設定をしていた。

だが、やっぱりいなくなると淋しいものだ。
裏返しに脱いだパジャマも、いい加減に畳んだ布団も、
なんとなく愛おしく感じてしまう

陸に上がった河童。
実際には見たことないが、
ボーっとしている様子が想像できる。
私もそうならないよう
有効に、のんびりと、一人の時間を楽しみたいと思う。
posted by クロ at 09:13| Comment(10) | TrackBack(0) | 親の思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月02日

★貝殻で海を測る

海水浴に行った。
海から離れている我が家にとっては 年に一度の大イベントなのだ。
もうずいぶん前から楽しみにしていた。

早起きも苦ではない、
朝の支度も みんな手際よく
気持ちよくスタートを切ることができた。

大きな海を眼の前に、目をキラキラさせる子ら。
着いたらもう波打ち際に走りだしていた。

・・・無邪気に楽しんだのは1時間くらいか。
そのうち海での現実を目の当たりにする。
「砂がべたべたする。」
「塩水がしみてヒリヒリする。」
「暑い・・・。」

多分テレビかなんかで出てくるバカンスを
夢に見ていたのだろう。
パラソルを立てて、優雅に寝そべり
ストロー付きのジュースを飲むような。

実際は、全然違っていた。
グチもどんどん出てくる。
考えが浅はかだったのだ。
知らないから仕方がないけれども。

「よし、そんなに嫌なら来年からは 海は やめておこうね。」
その言葉を聞いた途端、
だれも文句を言わなくなった。
今日も、焼きすぎた背中の痛みを必死にこらえている子どもたちであった。
posted by クロ at 18:06| Comment(8) | TrackBack(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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