2010年11月26日

子育て版 赤子の手をひねる

夕方、息子の友だちが三人、遊びに誘いにきたとき、
様子をうかがいに 二女がリビングから顔を出した。

「あっ、オバサンだーオバサンだー。」

口々にいうものだから、二女も何か言い返そうとしていた。
なんか醜い喧嘩になるのも嫌だったので、私が間に入ることにした。
子どもの喧嘩に大人が出るものではない。分かっている。
が、それでもカーテンをシャーーッと開けて 怖い顔をして出た。

仁王立ちの私・・・。

一瞬男の子たちの表情が固まった。

そこで一言。

「ほんとのオバサンはこっちだぁぁぁぁ!」


「ギャーーーッ アハハハハーー。」
みんな いい顔で笑った。
かわいい。
一年生を黙らせるのは まだ、赤子の手をひねるようだ。
posted by クロ at 00:37| Comment(8) | TrackBack(0) | 日々のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月21日

子育て版 二の足を踏む

結婚する時から、いずれは働きたいと思っていた。
長女が生まれ、卒乳したらどこかに預けて…、と思っているうちに二女を授かり、
続けて長男も生まれた。

口では働きたいと言ってはいたものの、
三人を預けて外に出ることのないまま、どんどん子どもたちは成長していった。
よし、下が幼稚園に入ったら、と思って求人誌には目を通していた。
だけど張り切っているわりに 行動するには至らなかった。
まだ小さいから、熱出したりしたら困るし、
夏休みなど長期間休まないといけなくなるから迷惑かけるだろう。
色々考え、家に留まっていた。
二の足を踏んでいたのだ。
正直にいえば、このかわいい子どもたちを
自分の手元にいつまでも置いておきたいと思っていたのだ。
そして私は家でのんびりできる・・・。

そうこうしているうちに長男の卒園の時期を迎え、私は気がついた。
『いよいよ 働かない言い訳が なくなってしまったぞ。』
家計のためにも、働かざるを得ない状況になった。
その時やっと 本気になって仕事を探し始めた。

運よくいいところが見つかった。
子が熱を出しても、長期休暇でも、融通を効かせてもらえそうだった。
こんなことならもっと早く働けたとも思うが、
結局それまでの私は子どもが小さいということを利用して、怠けていたのだ。
いや、怠けていたというわけではないが、そんなに本気で働きたいとは考えていなかったのだ。
逃げていた、ともいえる。

ずるい、ともいえるのだが、
でも その家にいた期間に、夢を膨らませ、家事を手際よくこなすことも身につけ、
子どもたちにも自分で朝の支度を済ませられるようにしつけることができた。
10年は 長かったけど、私にとっては必要なプランクだったのだと思う。

二の足も、悪いもんじゃない。



posted by クロ at 06:54| Comment(14) | TrackBack(0) | 働くお母さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月17日

子育て版 たがが緩む

私は子どもに手を出したことが、ある。
まだまだ子らが小さかった頃、
根気よく説明したり、優しく抱きとめることができなくて
感情に任せて子どもを叩いたことがある。

そういうとき、まさにたがが緩んだようになり、止まらなくなる。
しつけなんてもんじゃない。
思い通りに動かない子どもへの怒り、それだけだ。
なくなっていかない虐待のニュース、
ひと事ではなかったのだ。

今でもこの子ひっぱたきたいと思うときがあるが、
少し間をおいて見ることができるようになった。
それは、子どもたちも成長し、母の行動を冷静に見てくるようになったから。
暴力はいけませんと言っているお母さんが 子どもを叩いているのは
子どもの目から見てもおかしいし、ちゃんと私に訴えてくるようになったから。
軽はずみな行動はますますできにくくなったのだ。

そういう風になれたのは やはり子らのおかげだ。
子どもが親を成長させるってこういうことなんだな。

うーん、まだまだだけれども。

posted by クロ at 16:00| Comment(8) | TrackBack(0) | いじめ・虐待 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月15日

子育て版 手のひらを返す

楽しく話をしていても、ちょっとしたことで機嫌を損ねる子ども。
ほんのちょっとしたことで。
「なんで?どうして?お母さんだって・・・。」
ああ腹が立つ。
かと思えばすぐに何にもなかったかのように話しかけてくる。
あなた、さっき怒ってたんじゃないの?
自分の気持ちは自由に吐き出してしまっているから すっきりしているのだろう。

私はどうしてもその 手のひらの返しようについていけない。
さっきの無礼が許せなくて 子どもの話を聞き入れられなくなる。
優しく笑顔で、なんてとんでもない。

こういうとき、世のお母さんたちはどうやって接しているのだろう。
もしかして、こんな態度とるの うちの子だけなのだろうか。

怒りに屈してつけ上がられたくない、
でも 家の中ぐらいでは少々のわがままは許してやりたい。
けど言われるとカチンとくる。
こういうこと言っている私が一番ワガママだったりして。
posted by クロ at 00:28| Comment(11) | TrackBack(0) | 親の思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月09日

子育て版 遠くの火事より背中の灸

いじめを苦にして自分で人生を終わらせてしまった子のニュース、
あらかわいそうに・・・と思って見ていると、夫が言った。

「いじめた子の親はどんな気持ちだろう。」

私はなんとなくわかった。
いじめてしまった子の親も、『あらかわいそうに。』と思ったんじゃないかな。
まさか自分の子がいじめに関わっているなんて思ってもいなかっただろう。
もし、そういう噂を耳にしていても
自分の子に限ってはそんなことはしないはず、と考えていると思うから。
まさに遠くの火事のようにしか感じていないと思う。

たとえば今、自分の子がとった態度を苦にしている友だちがいるとしても、
それは親の私にはわからない。
人の気持ちがわかる 思いやりのある子にと育ててきているつもりだが、
どこでどうやって傷つけてしまうのか、分からないから。

逆に、わが子が友だちの態度に傷つけられることもありうる。
どちらの立場にでもなりうると思うのだ。
その時初めて、「あらかわいそうに。」とは言っていられなくなるのではないか。

あまり子ども同士のことに親が首を突っ込むのはどうかと思うが、
命にかかわるほど思い詰めてしまうことがあったなら、
なりふり構わず守ってやる覚悟を持っていたい。
そういうアンテナはいつも張っていないといけないな。
posted by クロ at 22:30| Comment(17) | TrackBack(0) | いじめ・虐待 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月06日

子育て版 二足のわらじを履く

仕事先では『先生』と呼ばれている。
家ではもちろん『お母さん』。
それを切り替えるのは10分間の自転車の道のり。
イヤホンで大音量の音楽を聴きながら走る。

いくら娘とバトルをしてきても、家の中が散らかっていても、
その間に気持ちを切り替え、テンションを上げる。
顔の体操とかもしながら笑顔を作る。
大切な命を預かっているので、仕事中は ずっと緊張している。
知らず知らずのうちに歯を食いしばっていて頭痛すらするときもある。

休む間もなく半日働き、自転車でまた帰る。
今度は『お母さん』に戻る。
たったの10分では切り替われなくて 電池が切れたように動けなくなる。
それでも次々と帰ってくる子どもたち。
それぞれの宿題を見守り(見張り?)家事もこなす。
朝のバトルの続きが始まってしまえばまた体力を使う。

自分の時間が持てるのは 夜、子どもたちが寝付いてから。
くたくただけど、自分に戻れる大事な時間なんだ。
なにもかも忘れて好きなことに没頭、
…できるわけもなく。
どうしても二階で寝ている子どものことが気になる。
物音に耳を澄ましたり、何度も見に行ったりしている。

私だけの自由な時間、というわけにはいかないけれど、
こうやっている自分もなんだか心地よかったりして。
二足のわらじは大変だけど、結構いいものだ。


posted by クロ at 01:09| Comment(14) | TrackBack(0) | 働くお母さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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