2011年04月11日

子育て版 兄弟は他人の始まり

新年度が始まって一週間が経とうとしている。

長女は 小学校の最後の年。最高学年としての自信が顔に出ている。明るい。
二女は 高学年の仲間入り。今までできなかった色々な活動がとても楽しみな様子。
長男は 自分が先輩になれたことが相当嬉しいようで 毎日近所の子を迎えに行っている。

三つのランドセルが並んで遠ざかっていく 朝の風景。
三人一緒に通うのも、今年が最後。
私にとっても特別な年になりそうだ。
毎日その姿を見ては泣きそうになる。
一日一日、大切に、しっかりと ひとりひとりの成長を見届けて生きたい。

大人になって、この姉弟も他人のように疎遠になったとしても、
三人で並んで通った思い出が、いつまでも 心に残ることを願っている。
そして、振り向いたときの母は笑ってくれていたな と思い出せるよう。
その母の面影が、生きる力を与えられるよう。

『笑って送り出す』

今年の目標にしよう。

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2011年01月19日

子育て版 失敗は成功の因

子育てしていて失敗したと思うことが一つある。
まあ、実際は失敗だらけなのだが
ひとつあげるとすれば、と言った方がいいかもしれない。

それは、勉強机を与えたこと。

私自身、子どもの頃から片付けが下手だったので、
自分の机の上や引き出しはいつもぐちゃぐちゃだった。
それでも 自分の城というか縄張りというか、
そういう場所になっていた覚えがあるので
やはり自分だけの場所というものは欲しいだろうと思い
みんな 一年生に上がる時に与えたのだ。
友だちも買ってもらってるし、
ウチの子だけないのは不憫だ、という気持ちもあった。

でもそれはただの見栄だった。

私の血を受け継いでいることもあって
やはりどうしても机の整理がなかなかできないのだ。
女の子は特に何か飾りたい。
勉強していても、結局それが気になって集中できない。
冬なんか、寒いからと言ってリビングで宿題をするし。
低学年のうちは、書いたり読んだりするのを親が見ていてサインするものも多く、
リビングで勉強してくれた方が助かる場合もある。

その様子を見ていたら、なにも一年生だからと言って
勉強机は買う必要がない、と思うのだ。
お勉強大好きで、毎日机に向かう習慣のできている子ならともかく
ウチの子に限っては いらなかった と思う。

初めのうちは目の届く所に お勉強コーナーを作り、
親子でしっかり習慣を付けることが大事。
そして自分の持ち物を大切にし、
自分できちんと管理できるようになったら
そこで初めて買ってやる方が大事に使うのではないか。

そんなことを考えるたびに聞こえてくる。
私の母も「片付けなさい。」っていつも言ってたな。
聞き流していた私、
今なってその言葉が身にしみる。


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2010年12月17日

子育て版 花盗人は風流のうち

結婚するずいぶん前の話。

国道沿いに、オレンジ色の花が一面に咲く季節がある。
私はその景色が好きで、わざわざ遠回りしてその花を眺めに行っていた。
通るたびに目に飛び込んでくるオレンジ色。
ため息が出てしまうほどだった。

ある日、家の車庫の横に あの花が植えられていた。
正直言ってその花は、近くで見るとわさわさと伸びすぎていて
一つ一つの花はかわいくない。
ただのオレンジ色のコスモスだ。

名前もそのまま『キバナコスモス』。

私は遠くで眺めていたほうがきれいだなぁと思っていた。

しばらくして母に あの花はどうしたのかと尋ねた。
「あんたが好きだっていうから お父さんが道に咲いてるのをごっそり採ってきたんだが。」

なんと、私のために拝借してきたものだったとは。
口下手な父が、私を喜ばそうとして植えてくれたのか。
私の喜ぶ顔が見たかったのだろう。
それ以来、あの花を見ると父を思い出す。
私のことを思いながら花を抜き、車に積み込み、
狭いスペースだけどボリュームたっぷりに植えた父。
精いっぱいの愛情の証だったのだ。
その花を見るたびに涙が出た。

でも私は、父にお礼を言っていていない。
全くひねくれた娘だった。
それでもお父さんは優しかった。

親って偉大だなあ。
亡くなった後になってしみじみ思う。
後では遅いけど。

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2010年11月15日

子育て版 手のひらを返す

楽しく話をしていても、ちょっとしたことで機嫌を損ねる子ども。
ほんのちょっとしたことで。
「なんで?どうして?お母さんだって・・・。」
ああ腹が立つ。
かと思えばすぐに何にもなかったかのように話しかけてくる。
あなた、さっき怒ってたんじゃないの?
自分の気持ちは自由に吐き出してしまっているから すっきりしているのだろう。

私はどうしてもその 手のひらの返しようについていけない。
さっきの無礼が許せなくて 子どもの話を聞き入れられなくなる。
優しく笑顔で、なんてとんでもない。

こういうとき、世のお母さんたちはどうやって接しているのだろう。
もしかして、こんな態度とるの うちの子だけなのだろうか。

怒りに屈してつけ上がられたくない、
でも 家の中ぐらいでは少々のわがままは許してやりたい。
けど言われるとカチンとくる。
こういうこと言っている私が一番ワガママだったりして。
posted by クロ at 00:28| Comment(11) | TrackBack(0) | 親の思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月31日

子育て版 うかうか三十きょろきょろ四十

遊び呆けていた二十代、
お金も時間もたっぷりあって、すべて自分のために使うことができた。
自分勝手でワガママし放題だった。

そして迎えた三十代。
夫に続き、子が三人、次々と私の人生に入ってきた。
今まで自由だった私にとっては
気付けば煩わしい存在ですらあった。
といっても自分で選択してそうなったのだけれども。

自分のためだけの時間とお金はなくなった。
そしていろんな壁が現れた。
とてもうかうかなんてしていられない状態。
同じ屋根の下でお互いよく知らない同士、最初からうまくやっていけるはずがないのだ。
夫のとも、子どもとも。
それはそれは大変な日々だった。

四十代を迎えるころ、
なんとなく自分の生きる道みたいなものが見えてきたような気がする。

よかった。
家族のおかげで、あの人たちがいてくれたおかげで
私はしっかり生きていられる。
あの時の苦労は、私には必要な経験で、
それがなかったらまだきょろきょろふらふらと 危なっかしい人生を歩んでいただろう。

厄介だけど愛おしい家族に感謝。
posted by クロ at 01:47| Comment(10) | TrackBack(0) | 親の思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月15日

子育て版 虎を野に放つ

門限をなくしてみた。
遊びに出掛ける前、何時に帰ってくるかを 陽の沈み加減で決めていたのだが
少し前から『暗くなる前に帰る』ということにした。
時間と母の顔色を気にして遊んでいては いつまでたっても自分で考えることができなくなってしまうだろう、と。

大変な決断だったのだが、
私も時間を気にして待っていることをしなくてよくなった。
もし遅くなってしまって何かあったらどうしよう。
心配ではあるが それはその時考えればいい、という風に思うようにした。
どこにいても 何をしていても、事故や事件が起きる時には起きるのだ。
いや、子どもに危険な目に遭わせたいという意味ではなく、
いくら私が付きっきりで見守っていても
絶対安全ということは言えないと思ったから。

だいぶ気が楽になった。
出てしまった子はもうその子の責任で遊ぶ。
暗くなってしまって怖い思いをしたとしても、
それはその子の学びになる・・・。

野に放った虎たちは、よそで何をしていることやら。
日が落ちてくるに従って、そわそわと窓からのぞいて帰りを待つ、
まだまだ子離れできていない母である。

posted by クロ at 05:40| Comment(4) | TrackBack(0) | 親の思い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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